インパク
お茶づくり探検隊台湾遠征記録
(98年10月31日〜11月3日)

10月30日土曜日の朝は、「夢、人、わくわく」というTV番組で台湾お茶探訪の鑑賞から始まりました。今日からの3泊4日お茶づくり探検隊台湾遠征のダイジェストになるような内容にビックリ。

関西空港に集合したメンバーは、
にわかエージェントとして今回の旅行の万端を手配してくれたさすらいの旅人、森さん。
京都三条大橋西詰にて茶店を開いている、長竹さん(現在は茶香房長竹の店主)。テーブルコーディネータの土井さんと妹のしげかさん。天下御免の地方公務員、中川さん。私ども、平尾夫婦。

集合写真
夜の集合写真

ジュウフンの茶店
屋外でのお茶会

奇古堂にて
奇古堂にて

台湾の喫茶店
台湾の喫茶店

解師傳
解師傳

10月30日
一同、ノースウエスト機で空路台北へ
入国の後、 富都大飯店にベースキャンプ設営。(と、書けば一行だがここまでの道のりが長かった)

深夜の遠征隊発足式。「欣葉」という店で、台湾料理。バンバンに日本語が通じでしまう店でとりあえず一安心。店の周りは繁華街で露店など出て台湾に来た雰囲気が味わえてしまう。食後、士林夜市に向かう予定が、入管でつかれてしまいパス。明日に備え睡眠である。

 

11月1日

朝、散歩を兼ねて朝食探し。台湾の朝は朝粥だ、そんな店を探すがあるのはサンドウィッチ屋さんばかり。(流行かな?)蛋餅という不思議な食べ物を食す。

森さんの御友達の御友達、于さんの友達の許さんの案内で、一同マイクロバスにて移動。許さんの同僚で李さんも参加。バスの中で朝粥のことを質問すると、家庭で作ることはあるけれど、そんなものを出すような店はあまり聞いたことが無い。ホテルの朝食なら出ることもあるかもとか。

坪林にて「茶業博物館」見学。
博物館併設の紫竹廬という茶藝館にて一服。
昼食に「合歡茶宴風味餐廳」という店で、茶葉料理のコース。昨日のTVでは大衆食堂というイメージだったが、本物はやはり大衆食堂。でも、許さんの反応を見るとお値段は少々高めか。

午後から映画「非情城市」の舞台、ジューフェンへ。
ここは、観光地ですごい人出。
「ジューフェン茶坊」にて、二服目。

台北市内への帰り道は日曜日の夕方で大渋滞。
于さんも合流しホテルの目の前の飯店、「湘厨」にて北京料理(?)

ここから分隊行動にて、森さんは士林夜市へ。

主力隊は、茶藝館 「紫藤廬」にて三服目。

 

11月2日

朝食は、地下鉄で台北駅まで出て、駅周辺で店を物色。許さんの話しも無視しておかゆを食べることが出来る店を地図であたりをつけて訪ねてみるも、なんと一体が解体され工事中。とりあえず開いている店に飛び込む。

台北お茶探検は先ずお茶屋さんへ。「天仁茗茶」にて、おのおの茶葉を調達。となりにある「伍中行」にてお茶うけも調達。

「徳也茶喫」というお店でお菓子とお茶。本日の一服目はアイスティ。お菓子を昼食代わりにして、今度は茶器物色に。来来大飯店地下の茶道具店 「茗泉堂茶荘」にて、一同散財。

次に、福華大飯店の地下にある茶道具店、「奇古堂」に移動。ここは長竹さんが事前に連絡を入れてくれており、店主の沈さんにお茶をたてて頂く。この方は、この方面ではかなり高名な方で、かなり怖い大先生と思っていたのだが、お会いすると好好爺。流暢な日本語でユーモアあふれるお話でした。近くにあるギャラリーにも案内していただく。3時間の予定が、皆立ち去りがたく予定オーバー。

予定の茶藝館を一軒飛ばして、ホテルの3階にある「長江春」にて森さんと合流。早めの夕食は、上海料理。

夕食後は、茶藝館 「清香斎」。こちらも長竹さんの手配で、本来なら休みの日なのにオーナーの解師傳が待ってくださっていました。普段はお茶のお稽古以外では、自分でお茶をたてることはないとの事なのに、この日は自ら接待して頂き、一同感激。最後に長竹さんが、お抹茶を返杯(?)。

 

11月3日

空港に向かうまでFree Time 私達夫婦はお土産あさりをかねて朝の散歩に。朝市を発見。揚げパン、豆乳を購入。葡萄なども仕入れる。ホテルの近所の菓子店「奇華」で貴妃賞酥など月餅様のお菓子を大量に購入。(なかなかの美味で職場でも好評。お勧めのおみやげ)

お昼には、台北にさよなら。無事関西空港にて解散いたしました。
今回の旅行は、故宮博物院を初め普通の観光地には一切立ち寄らずお茶三昧、まさしく台湾お茶探検となりました。

次は、上海か香港か。

 

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