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ジューフェンは映画「非情城市」の舞台として有名だそうだ。そうだ、と言うのは無論、私がこの映画を見ていないからである。百年ほど昔に金が出てにぎわったそうだが、今や金脈も掘り尽くされ歴史を感じさせる観光地になっている。坂沿いに店が並んでいて京都の三年坂を髣髴させるが、熱海あたりの温泉街という雰囲気もある。 さて、ここの目的地はジューフェン茶坊。ついつい買物欲を刺激される店前の坂をどんどん登って行く。築100年の煉瓦づくりの建物を改造して作られており、アンノン族(古いか)御用達の趣である。屋上からの見晴らしがすばらしく、アウトドア茶会としゃれ込んだ。 五山金宜 店内は工夫を凝らしたインテリアに、骨董品や現代の工藝家による茶器、画集や写真集などが置かれている。五行茶壷(急須)なるものがあって興味をそそられたが持って帰る手間と自宅での収納スペースを考えて断念した。未だに未練が残っている。長竹さんが買い求められたので、店にいくと見せてもらえるでしょう。 ![]() ![]() |