インパク
古背の茶園

第11回お茶づくり探検隊(98年5月17日)

新茶摘み、本番の日を迎えました。読売ファミリーというコミュニティ紙に掲載して頂いたおかげで初参加の方も迎え、総勢30名というお茶探検始まって以来の盛況と相成りました。

古背の茶園は前週に摘んでしまったこともあり、ほとんど収穫できず、周辺の露地茶園も積み残したものを拾う程度。今回の製茶ラインは2kgということもありそこそこで終了。前回の反省を踏まえ、露地モノ煎茶はそれだけで一袋に。

最後は、抹茶用玉露園で本格的茶摘み体験。これまた、前回の反省より今回は茎が入らない様にしごき摘み。お茶探検師範の林屋先生の指導をいただいてさくさくと摘んでいきます。
茶園の定点観測
新茶の芽が出た茶園
茶の木の様子
古背茶園の新茶
露地物の茶の木
露地の煎茶の木
覆い下で摘み方指導をする林屋先生
この様に摘んでください
覆い下の茶を摘む
覆いがあると緑も深い
組みひもの滝口先生
組み紐の滝口先生
先生の作り方を見ながら実習
先ず口の大きさに輪を作る
真剣に組みひもに取り組む隊員たち
ふむふむ、どれどれ

プロのお茶づくりは既にオフシーズンになっており、茶業研究所は本日はお休み。製茶は、明日研究所の方々にお任せして、午後からは研究所の所長さんも参加しての組み紐講習会。

完成した茶壷(第8,9回のお茶探検を見てください)に組み紐の飾り付け。
NHKの教室で講師もされている滝口先生に来て頂きました。
まずは、井手町役場の藤林さんが運んできてくれた茶壷の品評会。
宮口代表発起人が探してきた正絹の組み紐は、素人にはもったいない?

陶芸教室の森田先生もお忍びで参加。滝口先生の指導宜しきを得て、それぞれになんとなく様になりました。

完成した壷はここをクリック


翌日、茶業研究所にて製茶をして頂きました。残念なことに、露地の煎茶は品質がよくないとの事で廃棄。玉露のみの製茶となりました。約2kgの仕上がりを40袋に小分け。参加された方々にお届けいたしました。

明年は、古背茶園から本格的な収穫が見込める予定。今年の反省を踏まえ探検隊オリジナル茶を作っていきたいとひとしきり決意して、新茶摘みイベントを締めくくります。

組みひもをかけた茶壺
完成した茶壷

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