インパク
古背の茶園

第9回お茶づくり探検隊(98年4月5日)

粘土をこねるのなら、小学校で経験済みだが、釉薬がけなどまったくの初体験。今回も、井手町山吹ふれあいセンターで茶壷づくり、そしていよいよ茶園整備の再開です。

玉川の桜を鑑賞しつつ、ふれあいセンターへ。まず先月に続き森田先生の指導のもと茶壷づくりパート2。釉(うわぐすり)をかけます。

久しぶりの、みどり農園名物バーベキューで昼食のあと、いよいよわくわくドキドキの茶園との再会。茶園にいく途中の農園はすっかり新しい枝が伸び新芽の芽吹きを待っています。

古背の茶園も短く切り揃えていたものが、新しい枝が伸びてきています。でも、今年は本格的な収穫は難しそうです。
秋にこれ以上切ると冬が越せないということで残しておいた古い枝も新芽が出てきたので、思いきって切り揃えます。
森田先生の茶壺
森田先生作の茶壷
茶園の状況確認
茶園の様子をみる隊員
(由井さん撮影)
壺のヤスリがけ
下地処理のやすりがけ
  
壺を作っている
前回欠席者は壷造りから
(由井さん撮影)
壺に釉薬をかける
柄杓で釉薬掛け
 
大きなポリバケツに入った釉薬
どの釉薬にしようかな
(由井さん撮影)
古背茶園の様子
ひさしぶりの茶園
 
地蔵院のしだれ桜
地蔵院のしだれ桜
(由井さん撮影)

地上から30cmぐらいのところで毎年切り揃え、そこから生え登ってきた枝についている葉を摘むのだそうだ。山城地区では、品質を高めるため一番茶を摘んだら来年に備えて枝を切り揃えてしまうそうである。

すこし下ったところにある今年の茶摘みに使わせいただく茶園も整備。でも、新茶摘みに心が飛んでいておしゃべりに興じているグループ、山菜摘みに忙しいグループ、密かに村田さんにタケノコを掘ってもらっている人、などなど。天気もいいし、のんびりした日曜日の昼下がりとなりました。

壷作りに話を戻しまして、釉薬がけ。柄杓でうわぐすりを、それこそ掛けていきます。黄瀬戸、織部、イラボなどなど、どの釉薬を見てもただの白い液体だったり、白っぽい黄色やピンクの液体だったりでまったく出来上がりが予想できません。ままよ、とばかり先生の見よう見まねで掛けていきます。一体どんな作品になりますやら。

散会後、有志にてお花見散歩。缶ビールを片手に坂道を登ると地蔵院。井手町を一望できる場所にしだれ桜が枝を伸ばしています。春の一日の終わるのを惜しみつつ缶ビールで乾杯。

次回は、とうとう新茶摘みです。5月17日午前9時にみどり農園に集合。新規参加者もどんどん受け付けておりますので、自分で摘んだ出来立ての新茶を賞味するチャンスでっせ。(お問い合わせは、山背古道探検隊のホームページへ)

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