インパク
古背の茶園

第3回お茶づくり探検隊(97年10月6日)

いよいよ、お茶づくりに挑戦。こんな時期に、お茶摘み?と思われるでしょう。ところが、番茶は秋にも摘みます。実のところは、いくら秋に摘むといっても少々時期が遅すぎるという話もあります。
まずは下草刈り班とお茶摘み班に別れて作業開始。お茶摘みのはさみと葉を集める袋を組み合わせた道具(写真参照)を貸していただき、チョキチョキと刈り集めます。最近は、茶摘みも機械で刈っていくとのことで、はさみも少々錆付いています。 摘んだお茶は、先ず蒸すのですが、この道具は別のところに在るとのことで、農園主の村田さんに預けます。
蒸しあがるまでの間、宇治で製茶業を営まれている林屋先生にお茶の話をおうかがいる。
続いて、京都で喫茶店林屋の店長をされている長竹さんによるお茶料理の実演。
お茶をいため、かつお節をまぶし醤油でいためる。山菜ご飯のうえにトッピングしていただきました。
茶園の定点観測
雑草はあまり生えてない
お茶摘みの様子
秋のお茶摘み
中国茶を入れたところ
花弁が開く中国茶
京番茶をつくるドラム缶
お茶を蒸すドラム缶
お茶摘みのはさみ
お茶摘みの道具

そうこうしているうちに、蒸しあがったお茶の到着。後は、揉捻と乾燥の作業だが、これは各人持ち帰って自宅で行うことになりました。季節柄、あまりおいしいお茶にならないかもしれないので、その際は、焙じるとよいとのアドバイスも受けました。

今回のお茶づくり、実はいろいろと問題があることが判明。次回は、別の方法で再度日本茶に挑戦である。

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