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山背古道お茶探検隊・活動日誌

茶壺づくりその1(98年3月1日)

今月は、茶道具づくりの第1弾。茶壷づくりに挑戦です。茶碗ならともかく、いきなり壷という素人目にも難しそうなものに挑戦する、探検隊恒例の無謀企画となっています。

会場に指定されたのは、みどり農園からすこし南に下った井手町山吹ふれあいセンター。ここの陶芸サークルの方々にお手伝いいただいての例会となりました。

先ずは、サークルの森田先生のレクチャー。先生自身も茶壷は作った事がないという事で、自ら試作をしてくださいました。探検隊の森さんが知事室から持ってきた丹波焼きの茶壷も見ながら作り方を教わりました。

粘土をこねると、先ず茶壷の底を作ります。とんとんと伸ばして、ろくろをまわして円形に切り抜きます。あとは、粘土を紐状にして、底の部分に円形につんでいきます。子供の頃にやった粘土遊びと基本的には同じ。

ある程度積んだ所で少し休憩。積んだ部分を少し乾かします。ここで時間を節約すると下の部分が上の重みで歪んできます。積んでは乾かししているうちに、少しづつ形になってきます。
京都府知事公室に飾られている茶壺
知事公室提供の見本
見本の茶壺を持った森田先生
先生が作られた見本
粘土をこねている
先ず底を作る
粘土を積んでいく
どんどん上に積んでいく
粘土の形を整える
大分できたかな
できあがった壺
出来上がり
筆者が作った壺
筆者作ペンタ茶壷

次回は釉薬がけです

形が決まってくると、恐れていた状況が。茶壷にならずに茶碗になったり、花瓶になったりする作品が続出。それでも、先生の助力をもらいながら何とか、各自の作品が出来上がりました。乾燥と素焼きは陶芸サークルの皆さんにお願いして来月は、釉薬がけになります。



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