山背古道お茶探検隊・活動日誌
今年もトンドで始まります(2002年1月14日) |
正月はとんどから。お茶探検のメンバーをはじめとして、山背古道探検隊全員集合で食べたり飲んだり。今年は、昨年読売新聞でも紹介された池田さんの竹炭製作コース付。今月も石原さんのレポートでお送りします。
先ずは、池田さんの説明を受けて竹炭づくり。オイル缶に切った竹を詰めて、上に落ち葉と小枝を載せます。新聞紙で点火。団扇代わりにオイル缶のフタでパタパタ・・・・ウァ-けむい
火吹き竹の登場!「何十年前の体験を活かして」と冷やかしていた若手もなかなか燃えつかない・・・これではいけないと”お姉さん”に「右に習え!」ほっぺを膨らませてみんなで「ぷーっ」
火が竹に移ったらフタをして蒸し焼きにするのですが、アルミホイルをフタに貼り付け、お餅を焼いてみます。
いい色の煙が出てきました。ちょっと分かりにくいのですが左のほうは水蒸気の水色、右のほうはすこし黄みを帯びていて竹の煙。これを集めると竹酢液(木酢液の竹炭版)になります。
メイン会場のとんど。ロバのポリ-ちゃんもワクワク。 今年は二段構えで1階会場はとんど。2階会場は竹炭作り。どの缶からも製作中の煙がモクモク・・・
炭が出来るまで恒例のとんどのお振舞い。若竹酒・・・とんどの煤は無病息災の特効薬。小豆がゆ、ぜんざい、お餅やお菓子、農園の柿、みかんなどなど竹の杯も進みます
おいしい顔が方々で、ポリ−ちゃんもほくほく顔
まだまだあるよ、焼き芋・焼餅
一方、2階会場は・・・ 煙の出なくなった缶は、熱を封じ込め蒸し焼き状態を続けるため赤土で密封します。懐かしい泥んこ遊びよろしく、どの缶も終盤戦です。
出来てる出来てる・・・竹炭の完成です。火力が弱いので炊飯など食べ物に入れることは出来ませんが、脱臭や湿気取りには充分使えます。 こちらは、池田さん作の大型窯
ことしもよろしくお願いします
今回も、出来た竹炭や柿・みかんなどお裾分けが横浜の我が家に届きました。懐かしい味に夫婦で舌鼓。謝々。 |