インパク

山背古道お茶探検隊・活動日誌

挿し木で茶の苗づくり

茶の木を作るには、実生(種から育てる)と挿し木の二つの方法があるが(他に取り木もあるようだ)今では、挿し木で増やすのが簡単でやり易いようである。

時期的には6月から7月中旬頃が最適だそうで、我が探検隊では7月の行事で挿し木にトライアル。実は、白髪雀はベランダで茶葉を採取すべく苗木を購入したり、挿し木したりといろいろと試してみたのだが、未だに成功していない。現在、実生で生えてきた苗木を植木鉢に移植して育成を目指しているのである。

新茶の時期に摘まず、そのまま伸ばした枝を切り、挿し穂に使う。先端のまだ緑の部分は使わず、その下を葉を2枚付けて切る。1本の枝で、2,3本取れるはず。

苗床になるポットを用意。普通の植木鉢で良いが、ペーパーポットなどを使うと、そのまま庭やコンテナなどに定植させる事が出来る。土は、園芸用の土などでよいそうだが、病原菌など混入しないように注意。

単純に土に挿し、水をあげればできあがり。葉同士がくっつかない程度に密に植えてよいとの事。何本発芽するのか解らないので、取り合えす出来る限りいっぱい挿してみる。

一日一回植木鉢の下から排水されるまでたっぷり灌水する。庭に植える場合は、挿し木した後、十分に散水しビニルシートで密閉する事で無灌水栽培が可能との事。

以降は、1ヶ月ぐらい経って根が出てきたら灌水は少な目にし、施肥は秋以降。果たして、何本の挿し木が苗になるものでしょうか。


こちらは実生の苗


初夏の茶園


今年の春に伸びた枝を探す

使うのは新しく伸びた枝

2葉で切った穂

ポットの準備

葉が接しない程度に挿す

 


活動日誌TOPへ
手作り講座のページへ
手作り講座へ