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山背古道お茶探検隊・活動日誌

ホットプレートでお茶づくり

自宅の庭やまちなかでお茶の木を発見したら、さっそく摘んできて、煎茶にしちゃいましょう。

用意するのはホットプレート。中華鍋などでも出来ます。但し、油分がないことが条件となりますので、ちょっとやってみようという程度であれば、ホットプレートにキッチンシートなどを敷いて使うののも一法です。お茶探検隊では、当然ながら専用のホットプレートなどを使っております。中華鍋でやるなら油気はしっかり洗い流しておきましょう。

先ずは、茶葉の中の酵素を殺すために高温で茶葉をいります。ホットプレートの温度を高めに設定し、十分に温度が上がったところで、茶葉を投入。焦がさないように菜箸などでよくかき混ぜながら、茶葉しんなりするまで熱します。あまり長時間をかける必要はなく、2から3分まででしょうか。

一度、電源を切り、茶葉に着いた湿り気をとります。団扇で風を送ったたり、茶葉を持ち上げて、ぱらぱらと落下させたり。ともかく手早く。

電源を再びつけて、ごく弱い温度にします。あとは、ひたすら揉捻と呼ばれる作業を行います。両手で強く揉んで、プレートの上に再投入。これを繰り返します。くれぐれも、プレートの温度を上げすぎないように。時間をかけて、揉みながら乾燥させていきます。2から3時間はかけるつもりで揉んでいきます。(大抵1時間も続けると乾燥してしまいますが)

ここでも、茶葉が焦げるのに注意します。特に、擦れて小さくなってしまった茶葉はすぐに焦げます。こうした屑はこまめに取り除きます。

出来るだけ、細くねじることが出来れば、プロの出来ですが、この手法ではそれは、チト無理という物でしょう。


完成した茶葉


摘んできた生葉

ホットプレートを準備

先ずは加熱

キッチンシートを敷くのも良い

ひたすら揉みます

茶葉が焦げるのに注意

完成したお茶

 


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